現在漫画「チェーザレ」最終回&最新刊13巻ネタバレ感想結末や打ち切り理由や休載理由はなぜか?
へのネタバレ感想や評価、評判・レビュー、考察等をまとめました
「チェーザレ 破壊の創造者」の連載再開はいつかや休載理由を解説していきます。
1、「チェーザレ」打ち切り理由はなぜ?
漫画「チェーザレ」打ち切り理由はなぜ?かですが
打ち切りではなく、惣領冬実先生のインタビューによると構想通りのラストの様です。
【追記】
後のインタビューで「続きの資料が無くて描けない」、「監修の先生から資料が上がってこないので作品が進められない」的な事を言っていたので、「コンクラーベ編以降の資料が無くてこれ以上描けなかった説」が濃厚です
↓「現代ビジネス」の惣領冬実先生インタビューで完結理由について触れていました。
――教皇選挙で物語を完結したのはなぜでしょうか。
調べていて感じたのが、チェーザレに関係する資料が驚くほど少ないこと。
(以下略)
おそらく現代に伝わるチェーザレの悪いイメージは創られた部分があると思うんですね。
チェーザレは枢機卿になるものの、後に還俗して軍人になります。
教皇庁の長い歴史の中で自らの意思で枢機卿を辞めたのは彼が初めて。
そのうえ、戦争を繰り広げたのですから教皇庁からすれば「絶対悪」なんです。
だから都合の悪い資料が抹消されたのではないか。
(以下略)
だから、チェーザレが本格的に活躍する前、ピサ大学を中心とした青春時代を描くことで、その後の史実の見え方も変わってくるのではないかと思いました。
もちろん解釈は人それぞれですが、少しでもチェーザレという人物に近づけたのであれば、私の役割は果たせたのかな、と感じています。
引用元・現代ビジネス
話をまとめると、
チェーザレは教皇庁によって資料が抹消された疑惑があり、その影響で悪いイメージが付いている。
よって、自分が彼の青春時代(ピサ大学)を描く事で、彼の見方を変えたかった。
そして無事ピサ大学編を描き終え。自分の役割を果たしたので完結した...と言う感じっぽいです。
1-1、作者ギブアップで自己打ち切り?
1、売上(累計発行部数)が140万部のヒット作なのでモーニング編集部側から打ち切る事はありえません。
2、「漫勉」で惣領冬実先生が「印象派を描く為に今ルネサンス期を描いている」「アカデミックな部分を構築してから破壊していく」と発言(当時12巻)
3、つまり、12巻時点では13巻のコンクラーベ編以降も描くつもりだった。13巻で完結の予定では無かった。2020年時点ではその後も描く気満々だった。
4、同時に「漫勉」で「書き込み量が予想以上に多過ぎて後悔している」「仕事を受けた時から完結は無理だと思っていた」と弱気発言。
(あまりの背景や服の書き込み量に大苦戦していて、モーニングでの連載は年3回程になっていた)
これらの情報から推察するに
1、惣領冬実先生は資料集めや衣装の書き込み等の大変さから「チェーザレ」を最後まで描くのは無理だと悟る
2、続きの資料もない
3、直近で区切りのいい「コンクラーベ編」で完結させた。
と言うのが真相ではないでしょうか?俗に言う自己打ち切り。
1-2、続きを描きたくても描けない?
続きを描きたくても描けなかった説もあります。
惣領冬実先生はインタビューで
ロドリーゴが教皇になってから枢機卿としてローマに入るまでの約1年間、チェーザレはスポレートという場所で過ごしていて伝記には「彼はスポレートで青春を謳歌したであろう」とだけ記されています。
これは資料が残っていないということ(以下略)
引用元・現代ビジネス
と語っています。
実は13巻以降で描く予定だった「スポレート編」の資料が伝記の「青春を謳歌したであろう」と言う一文以外残っていないんです。
描きたくても...資料が全くなく...描けない状態だったのかもしれませんね。
その他、打ち切り説の噂です。
- この後の話で使う良い資料がなくて詰んでしまい、ここで完結説
- チェーザレの今後の資料が少なすぎて描きたくてもこの後が描けない
- 休載しまくっていたら単行本が絶版。利益にならないのでモーニング編集部に切られた説
- 予想以上に当時の資料が少なく探すのが面倒臭いのでここでぶん投げた説
- 服や背景の書き込みが面倒臭くて、中途半端だがここで完結にした説
- 普通に打ち切り説
チェーザレ最終回お疲れ様でした!(´・ω・`)圧倒的時代考証と背景や衣装に至る緻密な書き込み量の負担や、これまでのボルジア家のイメージを覆すという挑戦だった(本誌インタビューより)と考えると、もっと続きを読みたかった気持ちはあれど、終わりはここしかないのかな、とも。
— ありめ (@s1chiro) November 24, 2021
漫画『チェーザレ』13巻で完結となっているけど、俺たちの戦いはこれからだじゃないけれども、チェーザレが本格的に活動を始める前で終わってしまったはものすごく残念。衣装や建築など細かく下調べしてストーリーも端折らずやってれば、そりゃ終わらんよなあ、と。
— wintermute1212 (@wintermute1212) January 26, 2022
1-3、未完完結で連載終了?
「チェーザレ」は未完完結で連載終了?かを説明すると
うーん、とりあえず全13巻で完結しました。
壮大のストーリーのまだ序盤だったんですが...
惣領冬実先生は年齢が62歳。そして単行本は2~3年に1巻ペース。
最後まで描くのを諦め、ここで完結にした感じなんでしょう。
1-4、漫画何巻まで?巻数は?
「チェーザレ 破壊の創造者」漫画何巻まで?巻数は?ですが
1-5、最新話や続きや続編はいつ?
「チェーザレ」最新話や続きや続編はいつ?かを解説すると
最新刊13巻の最終話106話で完結です。続刊が出る事はもうありません。
モーニングでの連載も終わりました。
ただ、インタビューで↓
ロドリーゴが教皇になってから枢機卿としてローマに入るまでの約1年間、チェーザレはスポレートという場所で過ごしていて(以下略)
そんな彼の人間らしい姿を、いつか私なりの視点で描きたいですね。
引用元・現代ビジネス
続きを私なりの視点で描きたいと言っています。
1%位の確立で...資料がもし見つかったら...続きを描く日が来るかもしれませんね。
2、漫画「チェーザレ」最終回&13巻ネタバレ感想結末は?
漫画「チェーザレ」最終話&最終巻13巻ネタバレ感想結末やラスト(最後)どうなったか?を解説すると
【コミック「チェーザレ」最新話106話&最新刊13巻のあらすじ&内容】
- 教皇選はボルジアの勝利で終了。アレクサンデル六世誕生。
- ジョヴァンニがローマから追放される事に。
- ジョヴァンニはアンジェロに、【1】メディチとボルジアの架け橋になって欲しい、【2】ローマ近郊のスポレートに残って欲しいと依頼する
- ボルジア邸。
- ジュリオはサヴィオに、殿下に合わせて欲しいと頼む
- サヴィオは、ジュリオ殿の子供は聖下の子供ではなくオルシーノ殿との子だと却下
- ジュリオは茫然とした顔で立ち尽くす
- 舞台はローマ近郊のスポレートへ
- チェーザレの元にフィレンツェから帰還したミゲルが会いに来る
- ミゲルはフィレンツェの様子を話す。メディチ家の信頼が揺らいでいる事、メディチとスフォルツァの対立が深刻化している事etc
- チェーザレの元にフランチェスコが訪れ、母親ヴァノッツァ様からの手紙を渡す
- 弟・ホアンが「ボルジアの天下」と調子に乗っている事、ルクレツィアが噂に苦しんでいる事etc
- アンジェロがスポレートに辿り着き、ミゲルやチェーザレに会う
- チェーザレはアンジェロに、ローマで見聞きした事を話してくれるよな?とほほ笑む
- アンジェロは、はい!!とほほ笑む
- ラストシーン
- チェーザレとアンジェロが語り合いながらレンガの道を歩くシーンで完結(連載終了)
チェーザレ・ボルジアがナバーラ王国とスペインとの戦争で戦死して完結と言う予想が多かったですが
コンクラーベ編で完結でしたね
2-1、現在どうなった?
「チェーザレ」が現在どうなったかですが
2-2、結末やその後一覧は?
「チェーザレ」結末やその後一覧ですが
コンクラーベ編が終わった後に、チェーザレとアンジェロがスポレートで再開して完結しました。
モーニング52号『チェーザレ』
— 杉村杏子 (@sgmrkyoko) December 3, 2021
そ、そんな。最終回だなんて! ここでおわりだなんて! 彼の生涯を見たかったのに……ジョヴァンニもアンジェロもミゲルも、もっともっと見ていたかったよ(泣)
惣領冬実のチェーザレが完結していて呆然。インタビューでここまでが描きたかったというような発言があったけれど、それだったらもっと別の描き方があったろう。これではとても副題の「破壊の創造者」を描いたとはいえないだろう。資料の不足のほうが問題だったのか、それとも実質打ち切りだったのか。
— Ichizo Harimaya (@afcamera_mania) November 28, 2021
3、連載再開はいつ?
「チェーザレ破壊の創造者」連載再開はいつ?かですが
長期休載していましたが、2021年8月に連載再開しましたよ。
そして11月に連載終了。これで完全に終わり。もう連載再開する事はありません。第二部はありませんよ。
しれっと「チェーザレ」が連載再開していて、月一連載らしいのだが、このペースで本当に完結するのだろうか
— つよし (@tsuyomatsu) July 25, 2021
3-1、連載状況や掲載号は?
漫画「チェーザレ」連載状況や掲載号は?を解説すると
2021年は4回程掲載されました。
不定期連載で年に数回連載している状況でした。そして2021年11月に完結
月 | 2021年 |
---|---|
1月 | × |
2月 | × |
3月 | × |
4月 | × |
5月 | × |
6月 | × |
7月 | × |
8月 | 〇 36/37合併号、39号 |
9月 | 〇 43号 |
10月 | 〇 47号予定 |
11月 | 〇 完結 |
12月 |
4、「チェーザレ」最新刊14巻の発売日はいつ
コミック「チェーザレ」最新刊14巻の発売日や予定はいつ?かですが
久しぶりにチェーザレ読んで面白いなもう続きでないんかなって思ってたら12巻去年の6月に出てた…刊行ペースが長い単行本はこれだから…!13巻は2023年予定なのか…。
— と(0∀き0お) (@t0ki0) October 23, 2020
4-1、「チェーザレ」13巻の発売日はいつ?
単行本「チェーザレ」13巻の発売日はいつかと言うと、2022年1月21日に発売されました
4-2、単行本発売ペースが遅い?
「チェーザレ」単行本発売ペースが遅いと言われていますね
年月日 | 新刊 |
---|---|
2015年 | 11巻 |
2016年 | × |
2017年 | × |
2018年 | × |
2019年 | 12巻 |
2020年 | × |
2021年 | × |
2022年 | 13巻 |
5、「チェーザレ」休載理由はなぜ?
「チェーザレ」休載理由はなぜ?かですが
「惣領冬実先生が丁寧に参考資料を漁ったり原稿の描き込みをしているから」+「資料が見つからないから」です。
サボっている訳ではなく年に3回しか外出出来ない程
歴史資料を読んだり原稿を描いているみたいです。
服装や背景の描き込みが多いので時間がかかってしまう様ですよ。
また当時の資料が全然見つからず、描きたくても描けなかった時期も多い様です。
↓2015年~2021年辺りに休載が多かったのは、教皇選挙の資料を数年かけて探していたみたいです...。
実はこの時の教皇選挙の資料が見つからなくて。数年かけて探した結果、ようやく投票結果だけ入手できたので描くことができました。
引用元・現代ビジネス
6、「チェーザレ」タイトルや名前の由来・元ネタは?
漫画「チェーザレ」タイトルや名前の由来・元ネタは?ですが
「チェーザレ・ボルジア」が主人公(モデル)なので「チェーザレ」です
6-1、少女漫画?
「チェーザレ」は少女漫画ではなく青年漫画です。
7、チェーザレは絶版で売ってない?
漫画「チェーザレ」紙版は絶版で売ってないと言うレビューが多いですね。
売り切れ(品切れ)と言う訳ではなく絶版みたいです。
1巻~11巻は中古でしか手に入りません。(電子書籍で買っている方が多い様です)。
いい加減チェーザレの11巻以降を買わなければと思ってアマゾン見たら紙版が絶版になってた…うそだろ…チェーザレぞ…?
— 🎃コンフィ🎃 (@bellofnotredame) July 5, 2021
7-1、重版や再販、在庫は?
漫画「チェーザレ」重版や再販、在庫は?ですが
重版は完全に未定で諦めた方がいいです。
アマゾン等ネットストアにもありません。
中古か電子書籍でしか手に入りません。
(追記) 13巻発売時に12巻の増刷(重版)があったみたいです。多分これが最後の重版でしょう。
『チェーザレ』最新刊が全く仕入れられず困ってます。一気通巻で出したのに1割しか入荷無くて、その後全く入らず、版元品切重版未定。お客様は「気長に待つよ」と言って下さるけど、他所で買って用意したくなります。そんなに市場在庫あるの?
— ころちん (@loyalgatekeeper) July 14, 2019
7-2、限定版の内容は?
「チェーザレ」は11巻でプレミアム付録付き限定版を発売しましたね。
ポストカードやしおりが付いていた様です。
7-3、特別編「二人の巨匠」の内容は?
「チェーザレ」特別編「二人の巨匠」の内容やあらすじは?を説明すると
レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロが対決する読み切り+監修・原基晶のコラム=合計44ページでした
8、アニメ化や実写化ドラマ化はいつ?
「チェーザレ」アニメ化や実写化ドラマ化はしませんでしたね。
アニメ化向きの題材ではないですし
海外ロケで費用がかかってしまう為ドラマ化も難しいでしょう。
9、ミュージカルや舞台は中止でチケット払い戻し
「チェーザレ」のミュージカル(舞台)は中止でチケット払い戻しでしたね。
コロナの緊急事態宣言により全公演中止でした。
その代わりその公演で使う予定だった楽曲を使った
「中川晃教コンサート2020 feat.ミュージカル『チェーザレ 破壊の創造者』が上演されました。
10、「チェーザレ」みたいな漫画や類似漫画でおすすめは?
「チェーザレ」みたいな漫画や類似作品でおすすめは?を解説すると
ヒストリエ、ヤマザキマリ「プリニウス」、「テルマエロマエ」辺りをオススメする方が多い様です
11、イタリアで人気?海外の反応は?
「チェーザレ」イタリアで人気?海外の反応は?ですが
イタリア語版がかなりヒットしているみたいですね。
日本よりイタリア人気の方が凄い説もあります。
漫勉の惣領冬実さん回面白かった。チェーザレがイタリアですごく人気があってイタリアの女子高校生が漫画嫌いのお父さんも認めてくれたと感謝の手紙送ってきたの凄い。でも非常に綿密で美しくて歴史考証もしっかりしてる絵だけど気の遠くなるような作業でもう死ぬまでに終わらないかもとか言ってて心配
— まろに (@lovekiryale) January 21, 2021
12、時代背景や時間はいつ?
「チェーザレ」時代背景や時間はいつ?かと言うと
【ネットの反応要約】
- 「投げっぱなしなのはいまいちだが、世界史の勉強になる良い漫画だったな」
- 「刊行ペース遅いのは遅筆だったのかね。チェーザレ死亡までやって欲しかった」
- 「作者の惣領冬実先生が病気とか死亡って訳じゃないのね。続刊待ってます。中途半端で終わるのは無しですよ。」
- 「打ち切り完結ひどいよ...本当に残念でがっかりだぁ。移籍とかにして欲しかった。俺たちの戦いはこれからだエンドは流石に酷い。」
- 「チェーザレはつまらないとか面白くない作品ではないんだが、モーニングの読者がアンケート入れたり、単行本買うかと言ったら...ノーなんだよね。ビッグコミック連載とかの方が良かったかも」
- 「連載期間15年で終わる気配すらない。未完になると言われていたがマジで全13巻で終わりか」
コメント
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月刊ペースは維持して欲しいなぁ